特別展 「鳥獣戯画」 京都 高山寺の至宝 [博物館 & 美術館]
東京国立博物館では本日から特別展が開かれております。
その特別展とは、・・・・・・・・・「鳥獣戯画 ─京都 高山寺の至宝─」 です。
なんと、あの国宝・鳥獣戯画の甲・乙・丙・丁4巻、及び国内外に所蔵される断簡5幅も集結し、現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂けますとの事です。
前回の日本国宝展もそうですが、普通にのんびりと生きているだけでは全て見ることは叶わないであろう国宝が、こちらに出向いてきてくれるというのです。これはなんとしてでも行く必要がありますよネ。
尚、特別展は前期と後期に分かれており、「鳥獣戯画」については全4巻の前半部分が前期、後半部分が後期に展示されるようです。しかし前後編に分かれるとはいっても、まったく見れないわけではなく複写が見られますので(例えば前半公開時は後半部分が複写)、「何が何でも原本でなければ!!」 という人でなければ1回行けば十分かと思います。
【東京国立博物館 - 展示 「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」】
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1707
開館が09:30。初日という事もありもっと早く行くつもりでしたが、道路事情でチケット売り場に着いたのは結局09:20頃でした。でもチケット売り場はスカスカでしたのですんなり当日券を購入できました。
博物館入口に入ると、展示が行われている平成館の方向には既に長蛇の列が・・・・やばい!! と思いながら歩みを進めると、程なくして09:30の入場が始まりましたので列が進み始めました。
列を待っていると、どこかのテレビ局が中継に来ているのを見つけました。
主催のひとつが朝日新聞社ですので、テレビ朝日と見るべきでしょうか。
列は結構ありましたが、大体10分ほどで中に入れました。Twitterによると、09:18時点で約300人との事でした。09:30開場時点だともう少し増えていたと思います。
今日は平日でしたが、GW期間中など混みそうな時に遅く着いた場合は、女性は日傘とか男性は帽子など大げさにならない程度に熱中症対策を念の為準備しておいたほうが良いかもしれません。尚、柄の長い傘は平成館入口で傘立てに預ける必要があります。折りたたみはバックに入れればたしかOKです。
列に並んでいると、関係者の方が注意事項などを皆さんに伝えてきます。
そのお話の中で「学芸員の方に聞いた話」というのがありました。「皆さんは鳥獣戯画がメインかも知れませんが、学芸員の方が言うには、高山寺の方が凄いんだ」的な話をされていたとの事です。
ただ、やはり皆さん見るのは鳥獣戯画です。そちらばかり混雑していました。
尚、混雑状況は、以下のリンク先のTwitterにて確認できます。
Twitterをやって無くても、見るだけならたぶん見れると思います。
【「鳥獣戯画展」混雑状況お知らせ(@chojugiga_ueno)さん | Twitter】
https://twitter.com/chojugiga_ueno
初日の感じだと、平日という事もあってか意外と混まない感じがしました。
平成館の外での行列は午前11時頃までに解消。その待ち時間もたぶん10分程度。
内部の待ち時間は、鳥獣戯画の甲巻が最大80分(公称)、鳥獣戯画の乙・丙・丁3巻は最大20分程度。
識者からは評価の高い? 高山寺系は待ち時間無しです。
ただし、GW期間中はもっと混むとオモイマス。
今後行く場合は待ち時間を減らす為、以下のルートをお勧めします。
・まず早く着く事が大前提。09:30前にチケット購入し平成館入口にて開館待ちをしておく。
・中に入って2階に着いたら、通常ルートの左折方向(高山寺側)ではなく、第2会場方面に向かう。
・最初から鳥獣戯画鑑賞。特に「甲巻」が最優先。真っ先に向ってください。
(人気作品なので、待ち時間が一番長い)
・その後、乙・丙・丁3巻を見る。
・最後に高山寺系鑑賞。
ただし、少しでも遅くなった場合は上記ルートは意味無いので普通に見たほうがいいと思います。
内部の流れは以下リンク参照。
【チラシ・内部ルート】
http://chojugiga2015.jp/images/chojugiga_mokuroku.pdf
まぁいろいろ書きましたが、あまり急がないのであれば、開催後半の金曜日夕方などの方が多分混まずに見れるのではないでしょうか。ワタクシとしてはそちらをオススメしたいところです。
最後に甲巻の一部をを御紹介シマス。
甲巻は、ウサギやサル、カエルたちが、人間さながらに遊戯や儀礼を行なう様などが描かれています。
たぶん皆さん一度は見たことがある、一番有名な巻です。トーハクの解説を思い出して一言説明してみます。
【鳥獣戯画 甲巻】
うさぎvsカエルの賭弓場面。真剣に弓の調整? をしています。
両者協力して、賭弓で勝った方への褒美? を運んでいます。
一番有名? な絵。サルをウサギとカエルが追いかけています。
倒れたカエルに集まる絵 & 烏帽子をかぶった猫を恐れて隠れる二匹のネズミ。
尚、期間限定? で以下のリンク先にて、甲・乙・丙・丁4巻を見ることが出来ます。
【全四巻 鳥獣人物戯画WEB図鑑】
http://www.chojugiga2015.jp/emaki/index.html
自宅に帰ると、いつもの場所にいつもの猫がいました。
若造が日向ぼっこをしています。寝ている時は穏やかな顔をしています。
しかし、写真を撮っていると雰囲気に気が付き、いつもの様にひと睨みされます。
赤猫もご一緒です。
いつも写真を撮っていますが、なかなか目線が合いませんネ。
「今日はお前らの御先祖様だったかも知れないネコが描かれた絵を見てきたよ」と伝えてその場を後にしました。
その特別展とは、・・・・・・・・・「鳥獣戯画 ─京都 高山寺の至宝─」 です。
なんと、あの国宝・鳥獣戯画の甲・乙・丙・丁4巻、及び国内外に所蔵される断簡5幅も集結し、現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂けますとの事です。
前回の日本国宝展もそうですが、普通にのんびりと生きているだけでは全て見ることは叶わないであろう国宝が、こちらに出向いてきてくれるというのです。これはなんとしてでも行く必要がありますよネ。
尚、特別展は前期と後期に分かれており、「鳥獣戯画」については全4巻の前半部分が前期、後半部分が後期に展示されるようです。しかし前後編に分かれるとはいっても、まったく見れないわけではなく複写が見られますので(例えば前半公開時は後半部分が複写)、「何が何でも原本でなければ!!」 という人でなければ1回行けば十分かと思います。
【東京国立博物館 - 展示 「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」】
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1707
開館が09:30。初日という事もありもっと早く行くつもりでしたが、道路事情でチケット売り場に着いたのは結局09:20頃でした。でもチケット売り場はスカスカでしたのですんなり当日券を購入できました。
博物館入口に入ると、展示が行われている平成館の方向には既に長蛇の列が・・・・やばい!! と思いながら歩みを進めると、程なくして09:30の入場が始まりましたので列が進み始めました。
列を待っていると、どこかのテレビ局が中継に来ているのを見つけました。
主催のひとつが朝日新聞社ですので、テレビ朝日と見るべきでしょうか。
列は結構ありましたが、大体10分ほどで中に入れました。Twitterによると、09:18時点で約300人との事でした。09:30開場時点だともう少し増えていたと思います。
今日は平日でしたが、GW期間中など混みそうな時に遅く着いた場合は、女性は日傘とか男性は帽子など大げさにならない程度に熱中症対策を念の為準備しておいたほうが良いかもしれません。尚、柄の長い傘は平成館入口で傘立てに預ける必要があります。折りたたみはバックに入れればたしかOKです。
列に並んでいると、関係者の方が注意事項などを皆さんに伝えてきます。
そのお話の中で「学芸員の方に聞いた話」というのがありました。「皆さんは鳥獣戯画がメインかも知れませんが、学芸員の方が言うには、高山寺の方が凄いんだ」的な話をされていたとの事です。
ただ、やはり皆さん見るのは鳥獣戯画です。そちらばかり混雑していました。
尚、混雑状況は、以下のリンク先のTwitterにて確認できます。
Twitterをやって無くても、見るだけならたぶん見れると思います。
【「鳥獣戯画展」混雑状況お知らせ(@chojugiga_ueno)さん | Twitter】
https://twitter.com/chojugiga_ueno
初日の感じだと、平日という事もあってか意外と混まない感じがしました。
平成館の外での行列は午前11時頃までに解消。その待ち時間もたぶん10分程度。
内部の待ち時間は、鳥獣戯画の甲巻が最大80分(公称)、鳥獣戯画の乙・丙・丁3巻は最大20分程度。
識者からは評価の高い? 高山寺系は待ち時間無しです。
ただし、GW期間中はもっと混むとオモイマス。
今後行く場合は待ち時間を減らす為、以下のルートをお勧めします。
・まず早く着く事が大前提。09:30前にチケット購入し平成館入口にて開館待ちをしておく。
・中に入って2階に着いたら、通常ルートの左折方向(高山寺側)ではなく、第2会場方面に向かう。
・最初から鳥獣戯画鑑賞。特に「甲巻」が最優先。真っ先に向ってください。
(人気作品なので、待ち時間が一番長い)
・その後、乙・丙・丁3巻を見る。
・最後に高山寺系鑑賞。
ただし、少しでも遅くなった場合は上記ルートは意味無いので普通に見たほうがいいと思います。
内部の流れは以下リンク参照。
【チラシ・内部ルート】
http://chojugiga2015.jp/images/chojugiga_mokuroku.pdf
まぁいろいろ書きましたが、あまり急がないのであれば、開催後半の金曜日夕方などの方が多分混まずに見れるのではないでしょうか。ワタクシとしてはそちらをオススメしたいところです。
最後に甲巻の一部をを御紹介シマス。
甲巻は、ウサギやサル、カエルたちが、人間さながらに遊戯や儀礼を行なう様などが描かれています。
たぶん皆さん一度は見たことがある、一番有名な巻です。トーハクの解説を思い出して一言説明してみます。
【鳥獣戯画 甲巻】
うさぎvsカエルの賭弓場面。真剣に弓の調整? をしています。
両者協力して、賭弓で勝った方への褒美? を運んでいます。
一番有名? な絵。サルをウサギとカエルが追いかけています。
倒れたカエルに集まる絵 & 烏帽子をかぶった猫を恐れて隠れる二匹のネズミ。
尚、期間限定? で以下のリンク先にて、甲・乙・丙・丁4巻を見ることが出来ます。
【全四巻 鳥獣人物戯画WEB図鑑】
http://www.chojugiga2015.jp/emaki/index.html
自宅に帰ると、いつもの場所にいつもの猫がいました。
若造が日向ぼっこをしています。寝ている時は穏やかな顔をしています。
しかし、写真を撮っていると雰囲気に気が付き、いつもの様にひと睨みされます。
赤猫もご一緒です。
いつも写真を撮っていますが、なかなか目線が合いませんネ。
「今日はお前らの御先祖様だったかも知れないネコが描かれた絵を見てきたよ」と伝えてその場を後にしました。