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東京国立博物館 特別展 古代メキシコ [博物館 & 美術館]

先日、東京国立博物館で開催中の特別展 「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」に行ってきました。
その名の通り、マヤ文明やアステカ文明など古代メキシコの展示です。

私にとって古代メキシコと言えばジョジョの奇妙な冒険です。
これはある意味ジョジョ展ではないか。私はそう感じました。
ジョジョ第一部と第二部をこよなく愛するワタクシに行かない選択肢はありません。
地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)とひっつく波紋では無いですが、私も吸い寄せられるようにトーハクに向かいました。

しかも今回の特別展は素晴らしい事が判明しました。
なんと写真撮影が可能なのだァァァーーッ! Marvelous!!
過去の国宝展などでは禁止だったのに。太っ腹ですなぁ。メキシコ。

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古代メキシコということで当然のように色々な仮面も展示してありました。

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そう。仮面と言えば石仮面。石仮面と言えばジョジョ。
もしかしてこれは、かつてアステカ文明の「血の儀式」で使用されていたものかもしれない。
展示中の仮面を見ていると、「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーッ!」  頭の中でそう聞こえました。
 

他にも6部のディスクの元ネタのような死のディスクなども展示されていました。

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全国のジョジョファンは直ちにトーハクに集合せよ。
特別展は2023年9月3日(日)までです。

それと、今回の特別展は思っていたよりも空いていました。
国宝展とか鳥獣戯画とかだと待ち時間出るのですが、この日は待ち時間なし。
こんな素晴らしい展示なのに。
これは全国、いや世界中のジョジョファンに対する周知が足りないのではないでしょうか。

そこで私は提案します。ジョジョ展とコラボすべきだと。ジョジョのルーツはここにある。
正に今しか出来ない夢のコラボレーション企画だァァーーッ !
連日満員御礼間違いなし。
トーハクの中の人。こんな零細ブログは見てないと思いますが、そのうち検討してください。
荒木さんを呼ぶだけでも大反響だと思うのです。ぜひご検討を。
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ゴルゴ13 連載50周年記念特別展 [博物館 & 美術館]

先日、大阪で行われている、「ゴルゴ13 連載50周年記念特別展」に行ってきました。
https://www.golgo-13.com/


場所は大阪文化館。
大阪まで新幹線、その後市バスで40分ほどで到着です。
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丁度開館時間の12時に到着。
ほぼ会期末という事もありますが、以前行った仙台のJoJo展ほどの混雑はありませんでした。
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こういったイベントは基本写真禁止です。
所々で写真可能な場所が用意されています。
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これは書斎を再現とかなんとか。
ソファーに座って写真撮影も可能です。係員さんが写真を撮ってくれます。


内容は原画の展示やモデルガン等です。
まぁ一言でそう言ってもファン垂涎の内容。M16の前期から後期の変遷など細かな部分も説明や展示があります。ゆっくり回って1時間弱程度でしょうか。


最後に等身大のパネルがありました。おそらく並んで撮る用ですネ。
ワタクシは取りませんでしたが、他の方の写真をパチリと撮りました。年齢的に「はい、チーズ」と言ってしまいます。
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出口にはゴルゴ13グッズ販売店。しっかりと稼ぎます。
ワタクシも色々買わさせていただきました。ただ欲を言うと原画のコピー的な奴の値段が高いので、2、3000円程度の物を用意してもらえるとよかったですネ。
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会場をでると、目の前にゴルゴ13喫茶がありました。
ついつい入ってゴルゴブレンドのコーヒーを堪能。まぁただのコーヒーです。ほかに「ラオスのけし」などのイメージしたお酒もありました。
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この「ゴルゴ13 連載50周年記念特別展」は巡回展として来年2018年秋に神奈川県で行われる予定です。今回行けなかったゴルゴ13ファンの方は、是非足をお運びください。
https://www.kawasaki-museum.jp/news/8359/


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荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017 [博物館 & 美術館]

土日で時間があったので、ネットを色々と渡り歩いていました。
すると、またジョジョ展が開催されるとの情報がありました。

前回はチケット完売で行けませんでしたが、今回はまだ大丈夫なようです。早速本日ローソンにて平日用のチケット購入しました。いまから9月頃の有給計画立てねば。
まだ売り切れていないのは、今回は8部限定のようなタイトルだから少し集客も少ないのかな?
あと仙台なので少しばかり遠いですし。

「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017」
http://jojofes.com/gengaten/


いずれにしろ、前回行けなかったJoJoファンの皆さんは、是非チケットを購入して行くべし、行くべし。



それとUジャンプ見た方はご存知ですが、今月号には応募者全員プレゼントとして、「ジョジョの奇妙な冒険 30周年特製Tシャツ」がありました。

【ジョジョの奇妙な冒険 30周年特製Tシャツ 】
https://zensa.shueisha.co.jp/shueisha/ultra201708


JoJoファンなら永久保存用として今すぐに応募すベシ ! !
トーゼン弊職もLサイズを応募したでおじゃる。(できればLLもあるといいんですケド・・・)

法隆寺宝物館 [博物館 & 美術館]

前回記事にした鳥獣戯画を鑑賞した後は、そのまま法隆寺宝物館に向いました。

法隆寺宝物館には、明治時代に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物300件あまりが収蔵・展示されています。7世紀頃の宝物が多いようです。


東京国立博物館の正門を通り、左側の奥に向うとそのうち宝物館が見えてきます。
少し奥まった場所のせい or 地味な展示物なせいなのかは分かりませんが、ほとんど人がおりません。
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尚、2015年5月20日~2016年3月14日までの間、法隆寺宝物館は環境整備工事のため休館するとの事です。
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ここからは撮影した写真を御紹介します。

≪国宝≫ 【灌頂幡】 幡身第3~6坪・幡頭手・四隅小幡  飛鳥時代 7世紀
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≪国宝≫ 【灌頂幡】 天蓋および幡身第1・2坪  飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【十一面観音像】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【阿弥陀三尊および僧形像】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【光背】 飛鳥または三国(朝鮮)時代 594年
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≪重要文化財≫ 【阿弥陀三尊像】 飛鳥時代 7世紀
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第2室と呼ばれる部屋には、沢山の観音菩薩立像と少しの菩薩立像が並んでいます。
全て重要文化財でした。
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≪重要文化財≫ 【観音菩薩立像】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【観音菩薩立像・勢至菩薩立像】 飛鳥時代 7世紀
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他にもたくさん観音菩薩立像がありましたが、割愛します。




ここからは確か第三室。

≪重要文化財≫ 【摩耶夫人および天人像】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【如来坐像・如来椅像・如来立像】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【阿弥陀如来椅像および両脇侍立像】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【如来および両脇侍立像】 三国(朝鮮)時代 6~7世紀
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ここからは第4~6室の宝物です。

≪重要文化財≫ 【法隆寺印】 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【鵜寺倉印】(いかるがでらそういん) 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【五大明王鈴】 唐時代 8~9世紀
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≪重要文化財≫ 【五鈷鈴】 室町時代 14~15世紀
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≪重要文化財≫ 【三鈷杵】 平安時代 12世紀
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≪重要文化財≫ 【金剛子念珠】 平安時代 11~12世紀
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しかし、こういう昔の文化財というのは名前がいちいち格好良いですな。


≪重要文化財≫ 【海獣葡萄鏡】 隋~唐時代 7世紀
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≪国宝≫ 【海磯鏡】 唐または奈良時代 8世紀
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≪国宝≫ 【墨台・水滴・匙】 奈良または唐時代 8世紀
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≪国宝≫ 【竜首水瓶】 飛鳥時代 7世紀
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≪国宝≫ 【鵲尾形柄香炉】(じゃくびがたえこうろ) 飛鳥時代 7世紀
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≪重要文化財≫ 【梵網経】 平安時代 9世紀
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≪重要文化財≫ 【法華経】 奈良~平安時代 8~9世紀
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≪国宝≫ 【経筒】細字法華経付属品 唐時代 7~8世紀
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この下の写真にある細字法華経が入っていた筒のようです。
どのような物でもしっかり保存しておけば、そのうち国宝になるのかもしれません。
経筒 - e国宝


≪国宝≫ 【細字法華経】 唐時代 長寿3年(694)
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これを一字一句間違わずに書く能力が既に人間国宝級な気もします。
細字法華経 - e国宝



以上で終了です。
最後には資料室がありました。
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資料室にはパソコンがあり、法隆寺宝物館の資料が閲覧できました。
まぁ、さんざん見てきた後なのであまり興味は湧きませんでしたが、気になった物の説明などを見ると良いのかもしれません。まぁ、大体は e国宝で見れるとは思いますケド。
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法隆寺宝物館の帰り道、この日は結構暑かったのでスズメやカラスなどが水浴びをしていました。
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以上で終了です。


特別展 「鳥獣戯画」 京都 高山寺の至宝 [博物館 & 美術館]

東京国立博物館では本日から特別展が開かれております。


その特別展とは、・・・・・・・・・「鳥獣戯画 ─京都 高山寺の至宝─」 です。


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なんと、あの国宝・鳥獣戯画の甲・乙・丙・丁4巻、及び国内外に所蔵される断簡5幅も集結し、現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂けますとの事です。
前回の日本国宝展もそうですが、普通にのんびりと生きているだけでは全て見ることは叶わないであろう国宝が、こちらに出向いてきてくれるというのです。これはなんとしてでも行く必要がありますよネ。

尚、特別展は前期と後期に分かれており、「鳥獣戯画」については全4巻の前半部分が前期、後半部分が後期に展示されるようです。しかし前後編に分かれるとはいっても、まったく見れないわけではなく複写が見られますので(例えば前半公開時は後半部分が複写)、「何が何でも原本でなければ!!」 という人でなければ1回行けば十分かと思います。

【東京国立博物館 - 展示 「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」】
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1707







開館が09:30。初日という事もありもっと早く行くつもりでしたが、道路事情でチケット売り場に着いたのは結局09:20頃でした。でもチケット売り場はスカスカでしたのですんなり当日券を購入できました。
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博物館入口に入ると、展示が行われている平成館の方向には既に長蛇の列が・・・・やばい!! と思いながら歩みを進めると、程なくして09:30の入場が始まりましたので列が進み始めました。
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列を待っていると、どこかのテレビ局が中継に来ているのを見つけました。
主催のひとつが朝日新聞社ですので、テレビ朝日と見るべきでしょうか。
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列は結構ありましたが、大体10分ほどで中に入れました。Twitterによると、09:18時点で約300人との事でした。09:30開場時点だともう少し増えていたと思います。
今日は平日でしたが、GW期間中など混みそうな時に遅く着いた場合は、女性は日傘とか男性は帽子など大げさにならない程度に熱中症対策を念の為準備しておいたほうが良いかもしれません。尚、柄の長い傘は平成館入口で傘立てに預ける必要があります。折りたたみはバックに入れればたしかOKです。
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列に並んでいると、関係者の方が注意事項などを皆さんに伝えてきます。
そのお話の中で「学芸員の方に聞いた話」というのがありました。「皆さんは鳥獣戯画がメインかも知れませんが、学芸員の方が言うには、高山寺の方が凄いんだ」的な話をされていたとの事です。


ただ、やはり皆さん見るのは鳥獣戯画です。そちらばかり混雑していました。
尚、混雑状況は、以下のリンク先のTwitterにて確認できます。
Twitterをやって無くても、見るだけならたぶん見れると思います。

【「鳥獣戯画展」混雑状況お知らせ(@chojugiga_ueno)さん | Twitter】
https://twitter.com/chojugiga_ueno


初日の感じだと、平日という事もあってか意外と混まない感じがしました。
平成館の外での行列は午前11時頃までに解消。その待ち時間もたぶん10分程度。
内部の待ち時間は、鳥獣戯画の甲巻が最大80分(公称)、鳥獣戯画の乙・丙・丁3巻は最大20分程度。
識者からは評価の高い? 高山寺系は待ち時間無しです。
ただし、GW期間中はもっと混むとオモイマス。

今後行く場合は待ち時間を減らす為、以下のルートをお勧めします。
 ・まず早く着く事が大前提。09:30前にチケット購入し平成館入口にて開館待ちをしておく。
 ・中に入って2階に着いたら、通常ルートの左折方向(高山寺側)ではなく、第2会場方面に向かう。
 ・最初から鳥獣戯画鑑賞。特に「甲巻」が最優先。真っ先に向ってください。
  (人気作品なので、待ち時間が一番長い)
 ・その後、乙・丙・丁3巻を見る。
 ・最後に高山寺系鑑賞。

ただし、少しでも遅くなった場合は上記ルートは意味無いので普通に見たほうがいいと思います。
内部の流れは以下リンク参照。

【チラシ・内部ルート】
http://chojugiga2015.jp/images/chojugiga_mokuroku.pdf

まぁいろいろ書きましたが、あまり急がないのであれば、開催後半の金曜日夕方などの方が多分混まずに見れるのではないでしょうか。ワタクシとしてはそちらをオススメしたいところです。



最後に甲巻の一部をを御紹介シマス。
甲巻は、ウサギやサル、カエルたちが、人間さながらに遊戯や儀礼を行なう様などが描かれています。
たぶん皆さん一度は見たことがある、一番有名な巻です。トーハクの解説を思い出して一言説明してみます。

【鳥獣戯画 甲巻】

うさぎvsカエルの賭弓場面。真剣に弓の調整? をしています。
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両者協力して、賭弓で勝った方への褒美? を運んでいます。
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一番有名? な絵。サルをウサギとカエルが追いかけています。
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倒れたカエルに集まる絵 & 烏帽子をかぶった猫を恐れて隠れる二匹のネズミ。
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尚、期間限定? で以下のリンク先にて、甲・乙・丙・丁4巻を見ることが出来ます。

【全四巻 鳥獣人物戯画WEB図鑑】
http://www.chojugiga2015.jp/emaki/index.html




自宅に帰ると、いつもの場所にいつもの猫がいました。
若造が日向ぼっこをしています。寝ている時は穏やかな顔をしています。
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しかし、写真を撮っていると雰囲気に気が付き、いつもの様にひと睨みされます。
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赤猫もご一緒です。
いつも写真を撮っていますが、なかなか目線が合いませんネ。
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「今日はお前らの御先祖様だったかも知れないネコが描かれた絵を見てきたよ」と伝えてその場を後にしました。

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