熊沢騎手引退

競馬の騎手　熊沢重文さんが引退されたようです。

【日刊スポーツ】
https://www.nikkansports.com/keiba/news/202311110001141.html

古い人なら熊沢と言えばダイユウサクです。
しかし私はダイユウサクの時はG1をテレビで見る程度でまともに競馬をしていなかったので、個人的にはダンシングサーパスになります。

以前書いたキングヘイローの時にも言いましたが、距離適性とか関係なく色々な距離のレースに出て、そこそこの結果を出す。そんな馬が好きなのだと思います。あとは勝ちきれないところとかも。
もちろん距離適性フリーでオールマイティだとは思っていません。おそらく関係者も適正ある距離を模索した結果こうなってしまったのかと推測します。

どのレースも頑張るこのコンビが好きでした。
あれからほぼ30年経過し、ダンシングサーパスも亡くなりました。
調べてみたら昔2着になった高松宮杯がYoutubeにありました。
今は高松宮記念と名前を変えてG1に昇格し春の短距離王決定戦として1200mのレースになっていますが、昔は2000mのレースでした。時期的に秋に備えたG1級の馬が短期放牧する前に出てきたりするレースでもあり、G2ですが格としてはG1.5的なメンバーになりやすいレースでした。

1995年(平成7年)第25回高松宮杯(G2)


この時も骨っぽいメンバーがいますね。ヒシアマゾンが出ているだけでレースの格がわかります。しかも買ったのはマチカネタンホイザ。当時のG1常連馬ですがG1では足りない馬でした。しかしここでは引っかかったとはいえ当時No.1女傑ヒシアマゾンに勝つのですから大したものです。
ダンシングサーパスはその強い相手に対して先行して2着を確保するという評価できるレースだったと思います。

熊沢さん引退記事を見て思い出したことを書いてみました。
熊沢騎手。長い間お疲れ様でした。