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野党が受け皿にならない理由 [政治 & 社会]

先日、ヤフーニュースで以下の日テレ記事が出ていました。

「支持政党なし」最多の 52%ナゼ? 小渕優子議員「野党転落を思い出す」……自民支持率“最低”の 24% 野党は受け皿になれず|日テレNEWS NNN (ntv.co.jp)
https://news.ntv.co.jp/category/politics/035a716c4d0544c8b0d70597b0d20af7

この記事の中で、当時と違って野党が受け皿にならない理由の話があり、
「今はなぜそうなっていないか。立憲民主党の議員は『野党の数が多く、立憲と維新が野党第一党争いをしている。この状態だから受け皿になれていない』と言っているようです。

この人は本気でこのように思っているのだろうか。
そんなわけはないと思うが、先輩たちのせいですとは言えないのでそう言うしかないのだと思われる。

そもそも支持率が低いのは、野党に政権が任せられると思われていない、期待されていない事が最大の理由だと思います。
特に共産党、立憲民主党は揚げ足とりとクレームばかり。悪口を言っているだけ。
時にはそういった事も必要ですが、それだけでは政権を担当する政党として信頼を得られるとは思いません。

2009年の政権交代時、自民党支持者と無党派層の一部は、度重なる自民党の問題に辟易し、「このままでは駄目だ。自民党には一度お灸をすえたほうが良い」との考えに至り、結果として政権交代が起きました。

この時の民主党は政権を担当するのが初めてという事もあり、実力は未知数でした。
野党にいた当時、舌鋒鋭く国会で自民党を攻撃する各議員を見て、多くの国民は「政権担当したことはないが、ある程度は任せられるはず」と感じました。この未知数が期待感に繋がり、政権交代につながったのだと思います。

しかし、結果としてつかえそうなのが駄目だった。メッキが剥がれた。やって見せたらグタグタだった。官僚を敵視するあまり何でも自分たちでやろうとして結果として失敗。政権担当能力が無いことがわかってしまいました。当時野党にいた小沢一郎はまだ政権は早いことは言っていましたが、この流れでは失敗覚悟でやるしかなかった。

民主党政権でそういったメッキ剥がれた人たちがまだ党の中枢にいるのです。もし、今、このまま政権交代した場合、また彼らに任せることになります。駄目なのは目に見えている。
それはなぜか? 揚げ足とりとクレーム、悪口を言っているだけだからです。前回からの成長が見えないのだから、任せられるとは思えない。だから支持率が上がらないのです。
野党でいる期間に勉強 経験を積んで捲土重来ならまだ分かりますが、やっている事といえばクレームだけ。これで信頼されるわけがない。

自民党の支持率が低下していることからわかるように、おそらく国民は「今の自民党ではだめだ」、「自民党にもう一度お灸を据えたほうが良い」と思っているのです。
しかし、前回お灸をすえたつもりが結果として自分(国民)が大やけどしていた記憶があるので、野党にも任せられない。これが自民党の支持率低下と野党の支持率が上がらない状況につながっています。

自民党で問題になっている金の問題も、批判ばかりするのではなく、自分たちはどうなのか一人一人検証して結果を出すべきです。(やっていたとしても周知が足りない)
そういったことの積み重ねが大切です。また、立憲民主党には過去に金の問題を起こしている人もいるので信頼を得られにくいのもあります。

ただ、正直言って今の自民党はもうだめかと思う。
国に命をかけるような人材が見当たらない。皆、職業としてやっていますという感じ。サラリーマン議員ばかり。そして、そのサラリーマンの変わりがいない現状はもう終わっている。
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