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渡る世間はGive and take!  真・女神転生 [女神転生]

先日、真・女神転生Ⅳ開発中とアナウンスされました。
初めての女神転生は中学生頃。当時としては珍しい3Dダンジョンのゲームで、方眼紙にマッピングしながらゲームを進めたものです。マップを作り終えた頃には暗記しているのでマップは見なくなりましたケド。

このシリーズは、通常の善悪二元論の勧善懲悪的なストーリーではなく、選択次第ではいわゆる悪の方にも進みます。これは対立軸が "善と悪" ではなく、 "秩序と混沌" となっている為ですが、これこそがゲーム版女神転生の真髄と言える部分かと思います。
一般的に "善" と呼ばれている秩序を重んじる者達、いわゆる神や天使は必ずしも "ニンゲン" という種族の味方とは限らない。そしてそれぞれに大義があり言い分がある。
今でこそいろいろなストーリーのゲームはありますが、二十数年前にはほとんどありませんでした。
はまる人は少ないですが、一度はまるとどっぷりなゲームです。
故にこのゲームについてリアルで語り合える事もほぼ無いという悲しみも味わえます。
『ドラクエ買った?』、『どこまで進んだ?』 などは良く聞きますが、『メガテン買った?』 は聞きませんネ。


【真女神転生Ⅲノクターンオープニング 2Version】


真Ⅲは2003年に発売されました。
真・女神転生Ⅱ発売が1994年ですから、ナンバリングタイトルとしては約9年ぶりです。
ちなみに今年、真・女神転生4の開発がアナウンスされましたので、これまた9年ぶりです。

この当時のアトラスは初期のメンバーがだんだんいなくなり、もう女神転生のナンバリングタイトルは出ないのではないか? と思っていたので少し驚きました。今回の4発売も同じです。
ストーリーを作るのが難しく、コアなファンが多く、それ程売り上げも望めないタイトルですから頻繁に作るのは無理ですが、9年も間が開くとさすがに呆れてしまいます。
ペルソナばかり作ってないで、こちらにもリソースを振り分けろ! と言いたいです。

この真Ⅲはこの後に "マニアクス" という難易度アップと追加シナリオが入った完全版的なものも発売されました。名前のとおり、真・女神転生マニアしか購入しなかったかもしれませんが、このソフトには悪魔繋がりでカプコンの "ダンテ" が登場します。それで権利問題が発生したのか、中古価格が高騰してもなかなか再販されず、最終的には "ダンテ" が別キャラに変更されてしまいました。
まぁ、中古価格が上がったのは市場に出回った数が少ないのもさることながら、これを買う人は手放さない層が多いというのが最大の要因かと思われます。
私も初版を保管中です。

この真Ⅲはエンジンが素晴らしく、読み込み時間が短くグラフィックもそれなりのものでした。今プレイしても気にならないレベルかと思います。
アトラスはこのエンジンを使ってもう2作程度何か作れば良かったと思うのですが・・・・。
ファルコムを見習って欲しいです。イースも英雄伝説も軽く3作は同じエンジンを使い回します。改良はしているようですが。
そういえば、昔こんな本もありました。

【女神転生十年史】
女神転生十年史.jpg

ファミコン~PSまでの時代を振り返るアトラス公式本です。
この頃、全国のメガテニスト達は 『次は20年史か~。胸熱!』と思っていたはずですが、出ませんな。
10年~20年を振り返るとペルソナだらけの本になってしまうからでしょうか。

ペルソナ、ペルソナ! と書いていますが、別にペルソナ自体は嫌いではなく、発売されればプレイします。
ただ、なんでペルソナばっかり開発しているんだ! という 負の心が芽生えてしまうようです。

発売される真Ⅳの為に3DSを買わねばならない。
今買うならLLの方が良いのかな?
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