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CC600Tの改造実施 (前面に30mm厚みファン取り付け) [CC600T自作]

次世代機の組み立ては、先週日曜日にWindowsのインストールまで進み、残りは平日夜に進める予定でした。
しかし、なんだか面倒になり結局あまり進みませんでした。
この3連休で少し作業する事にしよう。

今日はCC600Tを少し改造したお話です。
先ほど改造終了したばかりの出来立てホカホカの記事です。


CC600T関係の記事や2chのスレなどを見ていると、デフォルトの200mmファン(厚さ20mm)は結構うるさいらしい。
200mmファンは上部と前面の2箇所についていますが、上部のファンは後で水冷クーラーと交換する予定なので、問題となるのは前面のファン一基。
その騒音対策として、静かであると噂になっているCoolerMasterのMega Flow 200(厚さ30mm)を一つ事前に購入しておき、デフォルトのファンと交換する事としました。
つまり、20mm厚みファンの場合は風量を稼ぐ為に高回転になり結果として音が大きくなりますが、それを30mm厚みに交換する事で回転数を下げても風量を確保する事が出来ます。回転数が下がれば音も小さくなります。

しかし、Mega Flow 200(厚さ30mm)に交換するといっても実はデメリットがあります。
2chのスレで報告があるように、30mm厚のファンでは内部の3.5インチシャドーベイに干渉してしまいます。
その為、Mega Flow 200を取り付けた場合は3.5インチシャドーベイを別の場所に移動する必要があります。
でもそれでは見た目ちょっと美しくありません。
せっかく注文したアクリルパネルで内部鑑賞できるようにする予定なのですから、なるべく内部はスマートに行きたいものデス。
そこで、2chの有志が以前実行した事のある、 "ファン手前メッシュ部分の除去" をトライする事としました。

PCケースのスチールを切断するわけですから、ニッパーでサクサクッとは無理かもしれません。
PCケース改造に関する情報をネットで収集すると以下の工具が必要らしい事がわかりました。
  1. ニッパー
  2. ハンドニブラー (説明書へのリンク)
  3. テーパーリーマ (リンク)   ←結局今回は不要でした。
  4. ヤスリ

聞きなれないハンドニブラーとはスチール用の爪切りみたいなイメージです。
テーパーリーマは穴を大きくする工具です。
ハンドニブラー、リーマー、ヤスリを持っていない為、本日秋葉原に出向いて購入してきました。
ちなみに今回はHOZANの製品で揃えました~。

【今回の工具】
工具.jpg
写真左から、ヤスリ / リーマー / ハンドニブラー。
ニッパーは写真に写すのを忘れましたが、家にある安い物を使用。


【事前準備】
今回の工事では金属粉や削りカスが多く発生する為、事前にPC下やメッシュ内部側部分に新聞紙を数枚敷いておき、パイオランテープで固定。床面やPC内部に鉄粉が飛び散らないようにしっかりと養生を実施しました。
尚、ハンドニブラーのカスが思ったより周囲に飛び散る事もあるので、なるべく広く養生しておいたほうが良いです。
終了後は、PC内部と床面を掃除機で清掃するのも忘れずに。


さて、準備が整ったので工事開始。
以下が工事前の状態。この丸いメッシュ部分を取り除きます。
【工事前の状態】
前面改造前.jpg


【テーパーリーマで穴あけ開始】
リーマー-2.jpg
写真のようにテーパーリーマを差し込んで、ぐりぐり押し込んで穴を広げます。
ここである程度穴を広げてから、その穴にハンドニブラーを差し込んで円周状に切り取ろうと考えていました。

しかしここで問題発生。テーパーリーマで押し込むと穴は広がるのですが、押し込まれた部分が奥側に曲がってしまう為、この後のハンドニブラーによる加工が難しくなります。
そこで予定を変更し、メッシュ部分はニッパーで取り除き、でこぼこに残っている箇所をハンドニブラーで仕上げる事としました。


【ニッパーによる切断後】
ニッパー切断後.jpg
メッシュの細くなっている部分をニッパーでちまちま切り取ります。結構手が疲れます。安いニッパーの為、切れ味も悪いのでなおさらです。ニッパーも良い物を買っておけばよかった・・・。
10分程度で切り取り完了ォォ~!


【ハンドニブラーによる加工開始】
ハンドニブラー作業中.jpg
ニッパーで切り取った後はでこぼこしているので、ハンドニブラーでちまちま切り取っていきます。
上記写真はその途中です。上から左側部分まで切り取りしています。でこぼこが少なくなっているのが分かります。

ぱっと見る感じでは、ニッパーで初めから丸く切り取る事も出来そうですが、やってみた感想からすると結構難しそうです。自身のある人以外はハンドニブラーを併用するほうが無難かと思います。
ハンドニブラーは安いですし。
ただ、ニッパーの形状もいろいろあるので、ニッパーでも十分可能かとは思います。


【ハンドニブラーによる加工完了】
ハンドニブラー作業後.jpg
ハンドニブラーにて全周切り取りを実施後の写真です。だいぶでこぼこしたのは減っています。
こんどはこれにヤスリをかけてバリを除去します。
ヤスリ加工後の写真は割愛します。
ただ、ヤスリがけは結構うるさいので、家の壁が薄い方は作業する時間帯を選んだほうが良いかもしれません。
また、ヤスリは片面が丸みを帯びているものの方が作業しやすそうです。
本当はこの後錆止め加工でも必要かと考えますが、まぁ、数年は十分持つでしょうから今回は見送りました。


【ファン取り付け準備】
ファン改造前-1.jpg
次に、Mega Flow 200のリブの部分を一部除去します。
先ほど空けた穴のサイズは、このファンとほぼ同じサイズの為、上の写真のように耳が前後に付いていると取り付けの邪魔になることが分かった為、片側の耳を除去する事としました。


【ファン加工後】
ファン改造後.jpg
ファン改造前-2.jpg
上の写真のように片側をニッパーにて除去しました。合計4箇所です。
また、下の写真にあるような真ん中の出っ張りも邪魔になりそうだったので、こちらもニッパーで除去。
この加工部分については見えなさそうな部分の為、綺麗に仕上げるのはやめました。
アクリルパネル化する事で目立つ場合は処置する事にします。


【改造工事完了後】
ビス取り付け後.jpg
ファンとステイ.jpg
上の写真が改造終了後の状態です。
ファン固定用のビスは内部側から取り付けています。

下の写真は、3.5インチシャドーベイを定位置に取り付けた時のものです。
30mm厚みのMega Flow 200を取り付けた状態でも干渉しなくなりました~。
この後PCを起動し、ファン作動良好である事も確認しました。
拍手喝采!(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆(゚∇゚ノノ"☆パチパチパチ!!!


今週末は3連休。のんびり出来る。
今日のPC組立作業はこの辺にしておこう。
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