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塩原温泉紹介その5 「むじなの湯」 [塩原温泉]

塩原の温泉紹介5回目は「むじなの湯」です。

ここは塩原エリアの中でもかなり山の上った位置の「奥塩原」の「新湯(あらゆ)」と呼ばれる場所にある共同浴場です。
「奥」塩原と呼ばれている事から分かるように、かなり山の奥なので立ち寄りの場合は車でなければ来るのは難しいです。また300円の入浴料金が必要です。
ただし、奥塩原の温泉旅館に泊まる場合は無料で入浴できます。また、このエリアには他にも共同浴場が「寺の湯」・「中の湯」と二件あります。こちらも後で少し御紹介します。

【奥塩原新湯温泉の湯につかる・温泉紹介 むじなの湯 寺の湯 中の湯】
http://www4.ocn.ne.jp/~siobara/arayu/onsen/

この奥塩原というエリアはすぐ近くに「奥塩原新湯爆裂火口跡」という場所があり、今も亜硫酸ガスを含んだ水蒸気がモクモクと上がっているのを見ることができます。

【奥塩原新湯温泉】


こういった地域の為、共同浴場や旅館にある温泉の泉質は硫黄泉が多いです。今回紹介するむじなの湯も硫黄泉です。塩化物泉や単純泉が多い塩原エリアにしては珍しい地域だと思います。


【むじなの湯 外観】
むじなの湯外観.JPG

外観はおんぼろですが、逆にそれが趣を感じさせます。
入口も男女別に分かれています。
実はむじなの湯は元々湯船が二つあり、昔は混浴でした。しかし現在は中央部に仕切りが出来て男女別になっています。その為、女性でも気軽に入浴可能です。この改造、男性には少し残念ですが女性には改善ですよね。入浴へのハードルがかなり下がったと思います。皆さん近くに来たときは立ち寄るべきです。後悔はしないと思います。


【むじなの湯】
むじなの湯.JPG

温泉は下から湧き出しています。たしか写真の奥側の部分から出ていた気がします・・・。
加水については基本していません。多少熱い場合でも、湯量もそれほどたくさん出ているわけではないので、まぁゆっくり入れば大丈夫です。それでも熱い場合はホースで加水する事も可能です。ただ、湧き出る湯量は多くないので、あまり加水しすぎないように御注意を。
また、こういった共同浴場の温泉では、薄めるような加水にうるさい常連がいたりしますのでその点は御注意ください。

【塩原新湯温泉共同湯「むじなの湯」】


むじなの湯の泉質ですが先ほども述べたように硫黄泉です。塩原温泉郷のホームページによると、「泉質:酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉」との事です。湯船の写真を見て分かるように、やや白濁した酸性の硫黄泉です。その為、この周辺は硫黄の匂いが少しします。まぁ那須ほど強烈ではありませんケド。



むじなの湯の近くにある、同じ共同浴場の「寺の湯」と「中の湯」の写真も少しありましたので貼っておきます。
写真撮影に訪れた時は湯船に人がいましたので、外観のみの写真です。

【寺の湯 外観】
寺の湯外観.JPG

【寺の湯 入口の石碑】
寺の湯石碑.JPG

寺の湯は入口が一つしかないことからも分かるように混浴です。泉質は白濁した硫黄泉です。
中には湯船が二つあり、左右で少し温度が違います。熱いほうはその温度の為にあまり人気が無く、人があまり入っておりません。ワタクシは根性で入浴しましたが、熱すぎる場合は加水してもよいと思います。
ただ、加水を嫌がる人もいますので、もし加水する場合は周りの人に一言ことわりを入れて必要最小限にした方がよいと思います。



【中の湯 外観】
中の湯外観.JPG

こちらは男女別になっています。泉質はむじなの湯などと同様、白濁した硫黄泉です。


この共同浴場である「寺の湯」、「中の湯」は入浴料金300円です。ただし、むじなの湯同様、奥塩原の温泉旅館に泊まる場合は無料で入浴できます。場所も近いので入り比べるのがお勧めです。

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