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旧戸井線アーチ橋と日浦洞門 [国内旅行]

今日は戸井方面に少し足を延ばしてみました。戸井は函館がある渡島半島の右下付近です。
位置的に「大間のマグロ」で有名な青森県大間の津軽海峡を挟んだ向かい側になります。その為、同じ漁場でとれるこの戸井産マグロも有名になってきています。

この辺は観光地ではないので有名な場所も無いのですが、知る人ぞ知るというかわざわざ皆さん足を延ばさないであろう箇所に行ってみました。



【旧戸井線アーチ橋】
旧戸井線とは、1937年(昭和12)に軍事物資輸送の目的で工事が開始された路線です。しかし、戦争中の資材不足により残り数kmというところで建設中止となった「幻の鉄道」です。
私のブログでも過去に少し触れています ⇒ http://tmurana.blog.so-net.ne.jp/2013-05-05
他の方のブログなどでも詳しく書かれています。

P6060978.jpg

こちらの写真は逆行で暗かったので、カメラで少し明るく撮りました。上と比べると空の色が違いますネ。
P6060980.jpg
この戸井線跡、場所によってはまだ生活道路として利用されているらしいです。


少し場所を変えた所にもありました。こちらはトンネルになっています。
P6060989.jpg
P6060991.jpg

トンネル部分をズームしてみます。
廃線マニアにはたまらない雰囲気? な気がしますネ。
P6060990.jpg


近くには上に昇る階段がありました。
線路の場所が高いので、津波時の緊急避難用の階段のようです。
P6060992.jpg

階段を昇ってみました。
この場所は普段は利用していない感じですネ。ただ、草の生え具合からして定期的に除草などして管理している感があります。夏場は虫が多いですネ。もし昇るなら冬が良いのかも。
P6060993.jpg


こちらはグーグルマップです。こちらのカメラにもしっかり収まっていました。



戸井線は以上です。




【日浦洞門】
次は日浦洞門です。
この辺は海岸線沿いをくねくねと道路が作られています。その為、昭和の頃に次々とバイパス道路とかバイパス用トンネルが作られました。この日浦洞門の箇所も道沿いに連なる岩々を掘って作られたトンネルです。いわゆる旧道といわれる道路です。
一時落石で不通になった時期もありましたが、現在は復旧しており、この記事を書いている2015年6月現在、路線バス(函館バス)も日々運行しています。この写真を撮っている時もすれ違いました。ただ、特にこの道路に用が無い場合は皆さん隣のサンタロトンネルを通っています。
P6060987.jpg

P6060983.jpg


グーグルマップでは道路が描かれておりません。あの車もここは通らなかったようです。いつかはワカリマセンが、次回の更新に期待したいところです。
このトンネル手前を側道に入れば日浦洞門です。



検索してみたら、函館バスの車窓を記録した動画がありました。
1:15分過ぎ頃からご覧ください。(そこから始まるように設定しました)
1:15:20秒頃にトンネル手前から旧道に入っていきます。そして1:17頃までトンネルが続いています。昔の旧道のイメージが伝わると思います。トンネルを抜けた後も細い道をバスの巨体が進んでいます。すごい腕ですネ。



今日は少しマニアックな場所の紹介でした。
本日は以上です。

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