川崎 雲呑房

川崎東口の地下街アゼリアには雲呑のお店があります。
ワンタンタメンではなく、ワンタンがメインのお店です。

【食べログ　雲呑房(ワンタンボウ)】
https://tabelog.com/kanagawa/A1405/A140501/14063087/


ワンタンをメインとして勝負する店は中々少ないと思います。そこに惹かれます。
もちろんワンタンメンもありますが、ここでは麺は主役ではありません。



店内はカウンター数席と2人テーブルが一つとあまり広くはありません。



主役は雲吞です。
海老雲吞や牛雲吞、豚雲吞など選べます。私は海老雲吞しか食べた事がないですが、注文を聞く限りやはりこれが人気のようです。



他にも、香港風鳥飯やパイコー飯もあります。
香港風鳥飯は東南アジアで有名なシンガポールチキンライスやカオマンガイの香港版といったところでしょうか。
パイコー飯は排骨飯です。知らない人は知らないと思います。
骨付きと骨なしがありますが、骨付きの方が断然美味しいと思います。食べにくいですけど。ちなみにここは骨付きです。


今回は海老雲吞と排骨飯をそれぞれ単品で選びました。
香港風鳥飯やパイコー飯はミニサイズも選べます。





こちらが海老雲吞です。
雲吞だけという事もあり、ワンタンが10個入っていて中々のボリュームです。
海老は1匹。雲吞も大きすぎもせずちょうどいいサイズです。また、あまりエビエビしていないというか、エビの主張が強すぎないというのが私の中で高評価の理由です。
10個食べるわけですから、エビの味が強すぎると飽きてしまい持ちません。
海老が前面に出ていると最初のうちは「美味い!! 海老の味が良く出ている」と思うのですが、3個めくらいになると少し飽きが来てしまい、6個めあたりには何か他の物で味変したくなってしまいます。その点ここは良いバランスです。




こちらはパイコー飯。
骨をうまく箸やスプーンで取り除いて食します。こちらも旨い。
私は排骨飯が好きなのですが、普通の中華料理屋ではあまりメニューにありません。中華ですが、現在は台湾も有名なようです。中華街でも台湾系のお店でよく見かける気がします。
基本的にはスペアリブを揚げた物ですが、お店によっては骨が無い見た目とんかつ風の物だったり、骨付きだったり色々変わります。


ここはアゼリアでは一番のお気に入りの店です。
来た時は是非立ち寄ってみてください。