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Shuttle製NASキット OMNINAS KD20 [PC自作関連]

NASを買いました~。
明日届く予定です。

特に外出先からアクセスする訳でもないのですが、外観/導入の容易さ/お値段の三拍子が揃っていたのでAmazonで購入。


【KD20 | Shuttle Japan】
http://www.shuttle-japan.jp/nas/kd20

【古田雄介のアキバPickUp  - ITmedia PC USER】
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1210/01/news049.html

KD20-1.jpg  KD-20-2.jpg


レビュー出来るほどのPCユーザーでは無いので、レビューは期待しないでください。

メカニカルキーボード [PC自作関連]

先週末は会社のプロジェクト関係のお仕事で土日も出勤。
代わりに本日休暇を取らせてもらいました。

現在使用中のキーボードはSANWA SUPPLYの "SKB-MK1BK" という型番のメカニカルキーボードです。
SKB-MK1BK-2.jpg
以前はコンパックやDELLなどのPCに付属しているメンブレンキーボードを使用していました。
キーボードにも色々種類がある事は知っていましたが、当時はあまりキーボードに拘りはありませんでした。
しかし、"押すとカチカチ鳴るキーボード" があると知り、秋葉原の今は無きクレバリー2号店に現地確認へ。
そこのメカニカルキーボード展示エリアで色々試し打ちしてみました。
軽快にカチカチとなる事。キーを押した時にカチッと押した感触がある事の2点を重視して確認しました。
そこでお眼鏡にかなったのは以下の3つでした。

  ・FILCO Majestouch 青軸のキーボード
  ・FILCO FKB108Z/JB (はっきりとは記憶していませんがたぶんこれです)
  ・SANWA SUPPLY SKB-MK1BK

Majestouchの青軸キーボードはいい音が鳴るのですが、打鍵感が少し軽く感じました。今でもキーボード売り場に行くと試し打ちしますがこの印象は変わりません。
FKB108Z/JBは逆に少し重めに感じました。
SKB-MK1BKは青軸よりもカチカチの音は少し低め。

結局サンワサプライのキーボードが音、打鍵感のバランスが取れていたと感じた為購入し今に至ります。
先日、これの予備を買っておこうと考えたのですが、既に廃盤となり中古などにも売っていない状況でした。
Majestouch 青軸は今でも売っていますが、スペアとしてはあまり気乗りがしません。
そこでFKB108Z/JBを探してみましたが、これも廃盤になっていました。

しかし 検索画面の中にAmazonが表示されていた為、見てみると中古品1台在庫有りになっていました。
出品者は生産メーカーのダイヤテックです。補修済みの中古品を販売していました。
思わず白と黒を1台ずつ注文してしまいました。
ちなみにその後しばらくしてからAmazpnのページを覗いてみたら、相変わらず中古品1台在庫有りになっていました。少しずつ放出しているのか、『残りあと1台!!』 と飢餓感を煽っているのかは分かりません。
思わず2台買いましたが、今のキーボードはまだ健在な為、しばらくは押入れの中に保管となりそうです。

【FKB108Z】
FKB108Z.JPG

メカニカルのカチカチ感が好きなのは、"キーボードを打っている感" が強く感じられる為です。
仕事をしている感じにさせてくれます。
打鍵音は周りの人には迷惑ですが、一人暮らしの為問題無し。

さらに欲を言えば、タイプライターの音が出るキーボードが欲しいです。
探せばありますが、さすがにお高いですねぇ。
ソフトウェアで擬似的に音を出すのもありますが、静かなキーボードならともかく、メカニカルキーボードとの併用は無理かな。

【タイプライター的キーボード】
http://www.steampunkworkshop.com/taxonomy/term/7


クレバリー2号店も閉店、というよりもクレバリー自体が倒産してしまいました。
自作PCのお店はこの長期のデフレにより急速な勢いで淘汰が進んでいます。
今あるのは、サードウェーブ系やユニットコム系などグループとしてスケールメリットを生かせる所ばかりになりました。高速電脳とかマニアックなたたずまいのお店が無くなって行くのはとてもさびしい限りです。

前述のサードウェーブやユニットコム、日経BP社などが定期的にベルサール秋葉原で自作PCやPCゲームのイベントを行っていますが、これにより少しでもPC業界の裾野が広がっていけば良いなぁと毎回感じます。
ただ、PC-DIY EXPOはその名の通り自作に特化した内容なので、普通にPCを使う層には難しい内容かも知れません。私はぐるぐる場内を何週もしてしまいますがw

RAZER Naga Epic <続報> [PC自作関連]

Razer Nega Epicが無線では使用できない状態が続いていましたが、本日のSynapus2.0アップデートで解消した模様です。

昨日、Razerより以下のようなメールが届きました。アップデートすると書いてあるようです。
Synapse2 mail.png

そして本日、会社から帰ってきたら、『アップデートしたから再起動してください』とのコメントがありました。
『相変わらず勝手にアップデートしやがって!』 と頭にきましたが、もうどうしようも無いので再起動。
その後、なぜか無線LANが頻繁に切れる現象が発生 → Synapus2.0を一旦削除して再インストールしたら解消しました。
その後は、Razer Nega Epicを無線にしても認識しています。

マウス自体は、特定用途向けでもあり、普段使いには非常に使いにくいです。
特に、第4、5ボタン(進む、戻る)の位置が最悪です。他のボタンにも割り振れますが、そのサイドボタンも使いにくいです。なぜこの位置なのか理解に苦しみます。
あとは電池も持ちません。Manba 程使っていませんが、今のスマートフォン同様すぐなくなるイメージです。
また、電力消費を抑える為か、充電台に乗せるときは基本的に背面のスイッチをワイヤードにする事を推奨されています。何じゃそりゃ。
メリットは薬指と小指の置き位置がしっかりしている事くらいです。

サイドのボタンをHEX程度の数にし、クリック感もHEX程度に変更(軽さとクリック感の良さ)、第4、5ボタンの位置をManbaと同じにし、ソフトウェアの設定にて電池の持ちを上げる。(ゲームモードと通常モードを選択可能とする)
これだけやれば相当良いマウスになりそうです。
つまり、ゲームユーザー以外は買うことをお勧めしません。
少なくとも、RAZER SYNAPSE 2.0のトラブル情報がなくなるまではやめるべきです。



今回のトラブルでは日本の代理店 MSY株式会社と数回メールをやり取りしました。
確認した内容を纏めました。2012/8/17現在の内容です。

(1) RAZER SYNAPSE 2.0 バージョン確認方法
<質問>RAZER SYNAPSE 2.0上でどうすればバージョン確認出来るのか?
<回答>Synapus2.0上ではバージョン情報は表示されない。
確認方法は、スタートメニュー→すべてのプログラム→Razer→Razer Synapus 2.0→Razer Synapus 2.0を右クリックしプロパティを開く→ショートカットのプロパティの「ファイルの場所を開く」をクリック→「RzSynapse」を右クリックしプロパティを開く→「詳細」タブ内にバージョンナンバーが表示されている。
プロパティ.jpg

(2) ファームウェアバージョンの確認方法
<質問>RAZER SYNAPSE 2.0上でマウスとドックのファームウェアバージョンを確認出来るのか?
<回答>RAZER SYNAPSE 2.0 では ファームウェアバージョン情報は表示されない。
マウス、ドック共に「Firmware Updater」を起動することで、機器のファームウェアバージョンが表示される。
書き換えの際、機器のファームウェアバージョンがアップデーターよりも同じ、もしくは新しい場合は書き換えを行うか、という旨の警告が表示される。

(3) お問い合わせページ メール送信の不具合
<質問>Razer 日本公式お問い合わせページからメール送信ボタンを押してもメールが送れない事がある。また、「送信完了」と表示されても届いていない。
<回答>ブラウザおよびアンチウイルスソフトのセキュリティ設定によって、ボタンが押せない、もしくは押してもエラーが表示される場合がございます。ソフトによってはこのセキュリティ設定が外部から自動的に高く設定がされて いる可能性がございますので、ブラウザおよびアンチウイルスソフトのセキュリティレベルを標準(中レベル)に変更を行ってください。(変更方法につきましては、各ソフト・ブラウザによって異なります。IEの場合はメニューバー内「ツール」→「インターネットオプション」内「レベルのカスタマイズ」をクリックし、「中高」でカスタム設定をリセットしてください)

(4) 自動アップデートについて
<質問>設定画面などで「アップデートを定期的に確認する」などの選択が無い。常に勝手にアップデート?
<回答> Synapus2.0につきましては、常駐ソフトとなっており、インストール後に対応機器がPCに接続されている状態であれば常時動作しているソフトとなります。
(起動時、自動的にアップデートサーバーを確認し、更新可能であれば自動的にアップデートも行われます)
なお、アップデートを行わないようにするには、
・ログアウト(Synapus設定画面右上のメールアドレス右にある▼をクリックし、ユーザーの変更を選択してログイン画面に戻します)を行い、その状態でタスクバーからSynapusを終了させます。
・Synapus2.0をPCからアンインストールします。
以上の方法がございますが、この方法を行いますと設定内容が初期設定へと戻ります。ご注意ください。
(再度Synapus2.0にログインすることで設定内容は復帰します)
なお、現在自動アップデートのON/OFF機能は現在ございません。ご了承ください。

(5) Synapus2.0の停止方法
<質問>"RAZER SYNAPSE 2.0を閉じる" を押しても終了せず、勝手に起動し勝手に通信している。
<回答>ログインしている状態でタスクバーからSynapusを終了させても、タスクトレイアイコンが閉じるのみであり、バックグラウンドでプログラムは動作している状態となります。

(6) コメント記入欄の狭さ
<愚痴>御社WEBお問い合わせのコメント記入欄はなぜこんなに狭いのか? 非常に書きにくい。
<回答>このご指摘につきましては、自動アップデートの件と併せまして、Razer社までお客様の改善要望としてご連絡を行わせて頂きたく存じます。ご指摘ありがとうございます。


今日はここまでです。
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RAZER Naga Epic [PC自作関連]

ここ最近、PCの前に座りっぱなしの時が多かった為か、右手首と薬指、小指が痛い。
これが腱鞘炎というやつだろうか。
マウスを親指と薬指で軽く挟んで移動させていますが、その挟む動作を少し長くしていると痛く感じるので,
挟むのではなく薬指と小指を添えるタイプのマウスを買ってみました。
まぁ、一番はしばらく休養することなのでしょうが。

購入したのは "RAZER Naga Epic" です。
RAZER社のマウスはゲーム用途であり、レスポンスにシビアな為かほとんどが有線タイプ。無線は数える程度しかありません。これは数少ない無線/有線兼用タイプ。ただ、無線に関してもこれから増えていきそうな感じです。
このマウスはマウス右側部分のサイズを変更する事が可能で、自分に合ったサイズに調整できます。
ただ、左側面のMMOマクロ用ボタンは正直言って不要であり、通常の右&左クリックに相当するボタンもホイール近くにあるなど使いにくくてしょうがないマウスではありますが、痛みが軽減されるかの一点で購入してみました。

【RAZER Naga Epic】
Epic-2.JPG Epic-1.JPG


使用後の感想を書く予定でしたが、導入トラブル多発の為書けません。
ゴミでした。

最初は "RAZER SYNAPSE 2.0" がアップデートのまま止まる問題が発生。
これに関しては、マウスを有線接続する事で解決しました。
最初から無線状態では、RAZER SYNAPSE 2.0をインストールしても、マウスを認識しない仕様です。
マニュアルにも最初は有線で繋ぐことが書かれています。
ただ、RAZERの同じ無線マウス Razer Mambaは最初から無線状態で認識し有線に繋ぐことなく使用可能でした。その為、気づくのに少し時間がかかりました。
(ちなみにこの時のMambaはRAZER SYNAPSE 2.0ではなく、Mamba専用ドライバでした)
また、USBポートの調子が良くなく、うまく認識しない問題も重なり最初は困りました。

有線状態でRAZER SYNAPSE 2.0のアップデートを終了させ、やっと設定画面が表示されたので、続けて無線で使用する為に有線ケーブルを取り外したところ、またアップデート画面に戻ってしまいました。
どうも無線にするとマウスを認識していない模様。
マウス裏面スイッチを"WIRELESS" に変更し、DockとマウスのPAIRINGボタンを押してペアリングさせましたが改善せず。
RAZERのサポートへメールにてこの現象を伝えましたが、結局現状で有効な手段は無いようです。
(8/8時点の話です→8/10現在も解決せず。連絡無し)

というのも、このサポートはRAZERでは無く、 MSY株式会社が担当していました。
日本の代理店でしょうか?
数回メールをやり取りしましたが、基本的にしっかりと返事は来ます。
質問内容にも一つずつ回答しています。
しかし、レスポンスが遅いです。質問や問題点の回答は約1日遅れでメールがきます。
質問内容をRAZER側に連絡をとり、そのやり取りした結果を連絡している? のかもしれません。
また、所詮RAZERでは無い為、当然難しい問題には対応できないと思われます。

今回の "無線にすると認識しない" というトラブルも結局、『RAZERのテクニカルサポートに改善要望として報告します』との回答でした。
ほうこく??  見間違いかと思いました。何の為のサポートデスカ?
『改善要望のメールを出しましたよ~』なんてのはユーザーの私からでも直接メール出来ますよネ。
代理店?であっても、解決策を確認して提示するのがお仕事なのではないでしょうか?
無線マウスを買ったのに有線しか使用できないとは。
これは欠陥商品です。

今回の件とMambaドライバの件を合わせて考えると、"RAZER SYNAPSE 2.0" の作りこみが甘いのではないかと感じます。
ネツト上で騒がれていないようなので必ず発生するわけでは無いのかもしれませんが、環境によってはこのようなトラブルがあるようです。対策されるまでは"RAZER SYNAPSE 2.0" 関連の商品は様子見すべきかも。

何か進展あればここに追記するかもしれません。

過去に購入したPC③ ~4、5、6台目~ [PC自作関連]

過去のPC残り3台をまとめて書いちゃう。
これで最後。

=====Compaq Presario 3221JP 主な仕様============
・メーカー Compaq
・CPU Pentium3 1GHz
・MB(チップセット) i810E
・メモリ 128MB SDRAM
・FDD 3.5インチ 1ドライブ
・HDD 40GB
・光学ドライブ CD-R/RW with DVD-ROMドライブ
・Case スリムデスクトップ
・OS WindowsMe
・購入店 上大岡京急百貨店 ヨドバシカメラ
・お値段 12万円程度
・購入年 2001年
====================================
3200jp.jpg

写真はモニター付きですが、本体のみ購入しています。
モニターは、別途Sonyの20インチCRTを購入しました。当時10万円。

このプレサリオについてはSusTeenの大きさに嫌気が差して、次はスリムPCを購入した事を憶えています。
ただ、極端すぎるのは良くないですね。
やはり拡張性に乏しく、その次のPCはまたタワー型を買ってしまいました。
この手のPCは明確な目的や理由が無いと買ってはいけませんね。短期サイクルで買い換えるならともかく。

"コンパックショック" という言葉がある外資PCメーカーの雄Compaqも、結局ヒューレットパッカードに買収されてしまいました。
HPなんてプリンターのメーカーのイメージしかありませんでしたが、1990年代後半にかけてDellと共に急成長しましたね。
そのHPもいまや台湾勢に押されPC小売部門は苦戦しているのですからPC業界の栄枯盛衰のサイクルはとても速いです。
日本の家電と同じで、安さ勝負になると新興国やアジア勢には太刀打ちできないので、それ以外のなにかで勝負するしかありません。(もしくは自分たちも安い海外で作るか)
DellやHPもサーバーも手がけていますから、そういった部分で生き残りをかけていくのかもしれません。



=====Dell Dimension8300 主な仕様============
・メーカー Dell
・CPU Pentium4  3GHz(HT、Northwood core)
・MB(チップセット) i875P
・VGA 忘れました。
・メモリ 512MB DDR-SDRAM
・FDD 3.5インチ 1ドライブ
・HDD 120GB
・光学ドライブ CD-R/RW with DVD-ROMドライブ
・Case タワー型デスクトップ
・OS WindowsXP
・購入店 Dell公式サイトより通販(BTO)
・お値段 20万円程度??
・購入年 2003年
====================================
Dimension8300.jpg

4台目のPCはDellのサイトでBTOし購入。
でも組み立ては中国なので、到着までに一週間以上かかるというのんびり具合。
一週間というのは別に遅いわけではないのですが、船便で "どんぶらこ~" と送られてくるのはイライラします。結果遅く感じてしまう。
しかも電話サポートも中国という徹底さ。まぁ、電話しませんでしたけど。

インテルのCPUもこの世代までは順調にクロックアップで処理能力を伸ばしていましたが、次世代のプレスコット(Pentium D)はそのアーキテクチャーの限界に突き当たり、発熱問題からクロックアップ出来なくなりました。
結果的に処理能力の向上は複数コア化で解決する事となり、今にいたります。
このPCのPen4 Northwood以降のCPUはは、プレスコット、Core2と進んで行きましたが、前述の爆熱問題やCore2の完成度の面から購入は見送りました。(当初のCore2は、二つのCPUを1つにまとめた物だった)
結局次のPCは2007年に購入しました。



=====Sycom BTO PC 主な仕様====================
・メーカー Sycom
・CPU lntel Core2Duo E6700 2.66GHz/L2 4MB/DualCore/FSB1066
・CPUクーラー CoolerMaster Hyper L3
・MB(チップセット) ASUS P5B Deluxe lntel P965 Chipset+ICH8R
・VGA GeForce7900GS 256MB GALAXY
・メモリ DDR2-SDRAM PC6400 1024MB(512MB*2枚)
・FDD Owltech FA404MX
・HDD Seagate ST3320620AS 320GB 7200rpm 16MB
・光学ドライブ Pioneer DVR-A12-JBK
・Case Antec P182
・電源 Seasonic SS-600HM
・OS WindowsXP Home Edition(SP2) DSP版
・購入店 Sycomサイトより通販(BTO)
・お値段 21万円程度
・購入年 2007年
====================================
P182.jpg

いま使用しているPCです。ここからいろいろパーツは交換しています。
この当時としてはアッパーミドルの構成です。それで21万円程度。
いま購入を考えている構成はハイエンドのミドル?程度で同じく21万円程度。
やはり徐々に低価格化が進んでいるのがわかります。
ここら辺で止めないと、自作PC市場自体がさらに縮小してしまうので困りますねぇ。

この時の自作PC市場ではアンテックケースがかなり売れており、特にこのP-182は総合的にハイレベルでした。さすがに今となっては設計の古臭さは否めませんが。
PC内部は発熱源が多く冷却は必須であり、その冷却は基本空冷です。その為、冷却を求めると騒音問題に直面します。"静音と冷却はトレードオフ" がこの業界の普通の考えでした。
その問題に対応しようとしたケースがこのP-182です。
 ・前面扉設置による防音
 ・電源の下段配置
 ・電源とM/B部分の仕切り
 ・多くのファン取り付け可能
 ・裏配線によるケーブルマネージメント
 ・防音用の緩衝材
 ・HDD設置部分の取り外し可能
等々数々のギミックを用いたケースでした。人気も出るはずです。

ちなみにケーブルの裏配線が流行りだしたのもこのP-182の頃からです。
ただ、アンテックのケースは裏配線のスペースが狭いんですよね。横幅と全体のバランスを考えてそうしているんでしょうが、とにかく狭い。しっかりとケーブルを整理し考えて配線しないとサイドパネルが閉まらなくなります。

1993年のNEC 98から今のPCまで、こうやってまとめて書いていると、PCの進化と共に過ごしてきた世代だなぁと感じます。
今、スマートフォンとかタブレットに囲まれて過ごしてきた世代よりも、ことPCに関しては今後の進化にも対応できる世代なのではないかと思います。
この世代の強みかと思うので、PC自体が "オワコン" にならない事を祈りたいです。

今のスマートフォン系の弱点は、入力デバイスと画面の小ささですが、これらが直ぐに解決するとは思えないので当面PCは生き残るとは思っていますが、この発想自体が既に時代遅れなのかも・・・・。
(スマホ世代はそれらが苦にならないのかもしれません)